当教室に通っている生徒は、これまでの授業で基礎をしっかり学んできたので、今日のプログラミングの授業では、「ゲームを改造しながら学ぶ Scratchプログラミングドリル」という教科書を使ってプログラミングを勉強しました。 (Amazonへのリンク)
この本は、Scratchのプログラムはもとより、画像や音もしっかりと作られた課題ファイルが著者より提供されていて、一部未完成になっている部分を自分で作りながらプログラムの論理を組み立てていく構成になっています。
さらに、本の指示通りにそのまま作った状態では、「応用の課題(⇒レベル10までクリアする)」ができない難しい難易度の状態になっていて、どうするのかというと、作者から提供されたプログラムの中身を自分で理解しながら、難易度を調整していき、応用の課題をクリアするようになっています。その過程で、自分でプログラムを作るだけではなくて、他者がどういう目的でそのプログラム(論理)を組み立てたかを細かく見ていくわけです。
他人の作ったプログラムを読むことで、その人の思考を理解することで、自らの思考にも少なからず参考になるという、そういった内容のテキストです。
言葉で書くと難しく感じますが、内容はゲームを取り扱っているものなので、生徒はみんなとても楽しく取り組んでいました。
ウサギの主人公を超強力(ビームを沢山出し過ぎたり、足を速くしすぎたり)にすると、今度はゲームとして簡単になりすぎてしまってつまらなくなってしまうので、極端に難しいゲームにならないよう、そして極端に簡単なゲームにならないよう丁度よいところを目指してみんな作りました。
「基本をそこそこ学び終えた生徒たち」にはこのテキストは丁度良い難易度だったようです。