2020 年度には小学生のプログラミングが必修化され、2021年度、2022年度にわたって、中学・高校・さらには大学でもプログラミングに関する授業が新設、または強化されます。
初等教育ではプログラミング的な考え方や感覚を学び、中・高等教育ではより実践的な内容へと発展させる内容となっています。
この背景にあるのは、ITの急速な普及です。世の中で高度にIT化が進み、誰しもがコンピュータ、スマートフォン、タブレットを活用しています。さらに今では、コロナ禍の中でその動きはどんどん加速しているのが現状です。全くこれらの機器に触れることなく生活をすることはもはや困難な時代です。
今の子どもたちが大人になる頃には、今後ますます労働者人口が減少し、一人当たりがするべき仕事の量が多くなる時代が続くことから、コンピューターを活用して効率的に仕事を行う能力が重要になってくる時代になると言われています。
それは単に情報機器を使えるだけではなく、人間が得意な仕事、コンピュータが得意な仕事を見極めながら、上手に適材適所で使いこなし、日々の課題を効率よく解決していく力が必要になるということです。そのためには今のうちから、コンピュータが得意な場面、不得意な場面を理解して上手に活用すべき力の基礎を身につけるべきだと言えます。
コンピュータは高速に作ったプログラムの結果を表示してくれます。また、プログラム上で論理の組み立てが上手にできていない場合には変な動作をするのですぐにわかります。
コンピュータを子どもたちの学習に取り入れることで、自らのやりたいことを整理する力、それを形にするためにどういった動作がどの順番で必要かを考える論理的思考力、そして、うまくいかなかった問題点を見つけて修正して再度チャレンジする試行錯誤を一度だけでなく、何回でも短時間で行うことができます。これをたくさん繰り返すことで、自らの想像する良い作品が仕上がっていくのです。
ゲーム作りなどの楽しい題材を元にしながらも、「想像(創造) 〜 思考 〜 問題解決」のサイクルを何度も繰り返して自らの作りたい姿に向けて繰り返し挑戦し、訓練することができることがプログラミング教育の最大のメリットです。
また、作った作品は実際に動かして遊ぶことができます。目に見える形で作品ができるからこそ、次はもっと良いものを作ろうと取り組む糧になります。
良い作品ができたら、他者に発表したり、遊んでもらって喜んでもらおう。その感想を聞きつつ、次はもっと良いものを作ろう。その学びと実践の好循環を生み出していくことが私たちの想いです。
そんなことを考えて、未来を担う子どもたちのために、私たちmiyajukuでは2016年よりプログラミング教室を開講しています。
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